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多彩パターン制御LED表示回路設計:CD71061を用いた高集積ソリューション
34 0 May 23.2025, 11:25:06

LEDディスプレイは、道路や公共施設などで見かける広告看板やインジケーターなどに幅広く利用されており、これらはすべてプログラム制御された回路により多様な表示効果を実現しています。本稿では、高集積多機能フラッシュ制御IC「CD71061」を中核に据えた、多パターン対応の低消費電力LED表示回路をご紹介します。

このLED制御回路は、8チャンネル出力と6種類の基本点灯パターンを備えており、B1~B4のパターン選択端子の組み合わせによって、20種類以上の多彩な表示が可能です。

CD71061の基本パターンには、弾性点滅、全点灯と間隔点滅、左方向ランニング点灯、右方向ランニング点灯、右から順次点灯?同時消灯、全点灯後左から順次消灯があります。これらは端子B1?B3に入力される電圧レベルの組み合わせにより選択され、B4は内部の方形波信号から取り出され、B1?B3との接続により更なるパターンバリエーションを構成します。

回路の動作原理としては、CD71061が中心となる構成で、外部のB1、B2、B3信号入力によりパターン選択が行われます。制御信号はパターンデコーダを経て、タイミングデコーダにより順次選択され、ROMから出力された制御信号はドライブ回路を介してQ1?Q8端子から出力され、VT1?VT8のトランジスタを制御し、LEDを所定のパターンで点灯させます。B1、B2、B3をすべてVDDに接続すると、自動的に1?6のパターンが順次切り替わります。可変抵抗RWによりクロックパルス周波数の調整も可能です。

このような多機能LED制御回路の設計において、PCBGOGOの高品質なプリント基板製造とプロトタイプ対応力が、開発現場における迅速な実装とテスト検証を大きく支援します。

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