
****
マイコン制御に適したステッピングモーターとその駆動回路
28
0
May 23.2025, 11:24:15
ステッピングモーターは、電気パルス信号を角変位または直線変位に変換するオープンループ制御の基本構成要素であり、産業用制御や計測機器で最もよく使用される制御コンポーネントのひとつです。回転は固定角度で段階的に進み、入力パルス数に比例してモーター軸が回転するという特性を持っています。インテリジェントロボット、フロッピーディスクドライブ、CNC工作機械などで幅広く採用されています。
その動作原理は、直流電源を用い多相の時分割制御電流に変換する電子回路によって、ステッピングモーターに順次電流を供給することにあります。この電流供給を行うのがステッピングドライバーであり、多相のタイミング制御が可能な専用駆動ユニットです。ステッピングモーターには主にリアクティブ型 永久磁石型 ハイブリッド型の3種類があります。
以下はPCBGOGOが提供する、マイクロコンピュータ制御に対応したステッピングモーターとその駆動回路の概要です。
この回路は+5Vの直流電源で動作し ステップ角は18度です。モーターのコイルはA B C Dの4相構成で 各相はパルス信号により制御されます。BA BB BC BDはそれぞれのパルス入力端子であり 駆動回路からの出力A B C Dはステッピングモーターに接続されます。ステッピングモーターは商用ACや単純なDC電源では動作せず パルス生成制御ユニット 出力駆動ユニット 保護ユニットを備えた専用ドライバーによって動作します。この駆動ユニットはマイコン制御回路の電力インターフェースとしても機能します。
フォロー