営業部:営業時間 日本時間 10:00~19:00(土日祝日定休)
****
高感度音響センサー照明制御回路の紹介
35 0 May 24.2025, 09:37:38

廊下や階段などの暗い場所では、照明がないと不安を感じながら慎重に移動する必要があります。PCBGOGOは、通行時に自動点灯し、数秒後に自動消灯する高感度音響センサー照明制御回路の設計事例をご紹介します。


この回路では、圧電セラミック素子(T1 T2)で歩行音などの微細な振動音を検知し、それを電気信号に変換します。信号はトランジスタVTIと音声増幅ICによって増幅され、交流電圧が出力されます。その電圧は倍電圧整流回路(VD1 VD2)によって整流され、トランジスタVT4のベース電位を上昇させて導通状態にします。これによりリレーKが動作し、照明が点灯します。


さらに回路には光センサー(VT2)も搭載されており、昼間の明るい環境下ではリレーが動作しないように制御されます。これにより無駄な点灯を防ぎ、エネルギー効率も高まります。


本回路の特徴は、通常の拍手などによる音響制御ではなく、足音などの床との摩擦振動音を高感度に検知し制御する点にあります。PCB基板の設計では、音響センサと光制御回路の干渉を避けた信号レイアウトが重要となり、PCBGOGOではこれら複合センサ回路の設計と製造において豊富な実績を有しています。


このような回路は、エネルギー効率と使用利便性を両立し、省エネかつ環境配慮型のソリューションとして住宅や公共施設への応用が期待されています。

記事を書く
人気のキーワード