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H112Aによる光制御街路灯スイッチ回路の紹介
33 0 May 24.2025, 09:37:45

私たちの日常生活では、街路灯が毎日決まった時間に点灯するのをよく目にします。しかし、季節によって日没の時間が変わるため、冬には暗くなってから点灯し、夏には明るいうちに点灯してしまうという非効率が生じることがあります。このような課題を解決し、省エネルギーかつ利便性を高めるために、光制御式の街路灯スイッチが開発されました。

本記事では、PCBGOGOが製造対応可能な光制御街路灯スイッチ回路を紹介します。この回路は、H112A光制御音楽集積回路を中心に構成されています。

使用部品と設計ポイント:
本回路では、負荷となる街路灯の出力に応じてVTHを選定します。Tは1W?3W程度で出力6Vの電源トランスを使用します。街路灯の点灯タイミングは、光感知抵抗の前に配置された遮光板の調整によって制御可能です。DWには3Vのツェナーダイオードを使用します。

回路動作の概要:
光感知素子には光感知抵抗RGを使用し、RGが光を受けている場合、H112Aから出力される音声信号がトランジスタVT1で増幅され、コンデンサC1でフィルタリングされます。その結果、VT2がオフになり、街路灯は消灯状態になります。夜になると、光量が低下してRGの抵抗値が上昇し、H112Aの動作が停止します。VT1はオフとなり、VT2がオンになり、双方向サイリスタが導通し、街路灯が点灯します。

このような光制御回路によって、照明を必要なタイミングで自動的に行うことができ、省エネルギーと利便性の両立が可能になります。PCBGOGOでは、このような機能性回路の試作から量産まで一貫対応しています。



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