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多直列昇圧構成によるLED恒流制御回路の紹介
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May 23.2025, 11:17:33
LEDの恒流制御回路は、トランスTの出力側が整流回路に接続されており、その入力側にはスイッチ制御回路が接続されています。整流回路は抵抗R3と接続され、トランジスタVTのエミッタ端子は抵抗R3と並列接続されています。また、トランジスタVTのコレクタ端子はフォトカプラLVの発光ダイオードと直列に接続されており、LVの出力はスイッチ制御回路を介してトランスTに接続されています。
この回路は構造がシンプルで、設計が巧妙、コストが低く、使用する部品の消費電力も低減されています。また、動作ノイズも少なく、電流を安定的に制御することが可能です。
下図はDC電源またはバッテリー入力によって、6直列接続のLEDに対して個別に恒流制御を行う回路例です。
本回路は多直列の昇圧構成を採用しており、LEDの駆動方式は従来のAC入力型と類似していますが、電源がDCまたはバッテリーに置き換えられている点が異なります。低電圧側での電流検出設計を行い、適切なMOSFETを選定すれば、複数のLEDを直列に接続することが可能です。
AC入力方式と比較して設計がより簡単で、回路コストを抑えることができますが、昇圧用スイッチング動作が追加されるため、全体の効率はやや低下します。
この回路構成は、太陽電池やアダプター入力による街路灯などの用途に最適です。
PCBGOGOは、こうした恒流LED駆動回路を搭載したプリント基板の試作から量産まで、一貫して対応しています。
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