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自動調光機能を備えた赤外線制御LEDデスクライト回路
58 0 May 26.2025, 09:07:02

自動調光デスクライトは、赤外線送信回路、赤外線受信回路および自動調光制御回路の3つの主要部分で構成されています。AC220Vは、ブリッジ整流回路(VD1?VD4)およびR1とツェナーダイオードVDW1を経て安定化され、9VのDC電圧を生成し、赤外線送受信回路に電源を供給します。

赤外線送信回路は、自己励振マルチバイブレータと赤外線LED(VL)で構成されており、その発振周波数はR3、R4およびC2、C3の定数によって決まり、設計上は約2?2.5kHzとなっています。赤外線受信回路は、受信素子DU、トランジスタVT3?VT5、およびデコーダIC LM567によって構成されます。

発光部の前に人体が近づくと、赤外線が反射されてDUに受信されます。信号はVT3?VT5で増幅され、第3ピンを通じてLM567に入力され、解析後に第8ピンから低レベル出力が得られます。この出力により、VMOSトランジスタのゲート電圧が上昇し、ドレイン-ソース間の抵抗が低下です。結果としてVT7のベース電圧が上昇し、C11の充電速度が遅くなり、サイリスタVTHの導通角が小さくなるため、ランプHLの明るさが減少します。人体が離れると逆のプロセスが起こり、ランプが明るくなります。

部品の選定においては、VMOSトランジスタにはNチャネル型のBS107を、VT8にはBT33Bを採用し、ドレイン-ソース間の抵抗は制御電流を最小限に抑えるためできるだけ大きく設定します。赤外線LEDは監視距離が短いため、低出力タイプの5GLまたはHG410が推奨されます。

このようなスマート照明回路設計にも、PCBGOGO基板試作サービスは最適です。高密度実装や赤外線応答回路の試作にも柔軟に対応可能であり、小ロットの高速納品も実現できます。


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